10月19日、20日の2日間、ものづくり技能フェスタ〜第21回技能まつり〜が開催されました。
例年、ものつくり大学(行田市)の学園祭と合同で開催されていた技能まつりが、昨年から埼玉県民活動総合センター(伊奈町)に会場を移し取り組まれることになり、今年も同会場で開催されました。2日目はあいにくの雨にもかかわらず、両日併せて約2万人(主催者発表)の来場者で賑わいました。この取り組みは、県内の様々な技能士会が中心となり、物品販売や技能体験コーナーなどを通じて、ものづくりの楽しさ、そして職人の技術・技能を広く県民・市民にアピールすることを目的に毎年開催されています。

 埼玉土建の出展ブースでは、技住対部、技術研修センターそして技能士会を中心に両日併せて73人の仲間が参加し、物品販売、展示コーナー、実演コーナーの他、タイルアート、彫金アート、箸づくり等、お客さん自らが作製する体験コーナーに取り組み、他のブースを大きく上回る大勢の県民・市民が訪れ、ものづくりを楽しみました。

  出展ブースには、仲間が製作した『1/10モデルの木製住宅模型』を展示し、来場した子供達が模型を食い入るように覗き込む姿が印象的でした。

 実演ブースでは、“現代の名工”和田三郎(埼玉土建技能士会副会長)氏による『墨付け』の実演が行われ、普段目にしない伝統技能を見ようと足を止め、質問を寄せる来場者もいました。

 


△ 展示コーナーの様子


△ 販売・実演コーナーの様子

    販売コーナーには、この日のために技能士会の仲間が作成した、木製パズルや組木、木製ミニカー、ペン立て、鍋敷き、プランターなど様々な物品を取り揃え、会場を訪れた県民の皆さんに喜ばれました。

 また、体験コーナーでは、例年大盛況のタイルアートをはじめ、彫金アート、コマ作り、ゴム鉄砲作りに加え、新たにマイ箸作りの体験に取り組み、2日間併せて230人を超える親子連れの来場者が訪れ、多くの芸術作品が生み出され笑顔溢れる体験コーナーとなりました。


 
来場者からは「近くでこんなフェスタがあるとは知らなかった、来年もまた来たい」「色々な体験ができて、子供達も普段できない経験が楽しくできた」などうれしい声が寄せられました。 この取り組みを通じて、埼玉土建の技術・技能を県民だけでなく、他の技能士会へもアピールすることに成功しました。
 
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●埼玉土建技能士会への加入は、埼玉土建各支部にて。