10月30日(土)から31日(日)、ものつくり大学を会場に 『人づくり・ものづくりフェア埼玉2010 〜 彩の国第18回技能まつり』 が開催されました。技能まつりは、ものつくり大学の「碧蓮祭」との共同開催で、県内の優れた技を持つ職人の技能の重要性を、来場する多くの県民に広く認識してもらうことが目的とした取り組みです。
 例年は2日間の開催でしたが、今回の「技能まつり」は台風の影響から、屋外で行うテント会場は31日(日)のみの開催となりました。悪天候の影響にもかかわらず、全県各地から約20,000人もの人々がものつくり大学を訪れました。
 埼玉土建のテントは、技能士会、技住対部員を中心に48人の仲間が参加し、展示・販売・体験コーナーを大いに盛り上げ、多くの来場者が訪れました。

△ 体験コーナーの様子
   埼玉土建のテントでは作品展示をはじめ、木製ミニカーやプランターなど、この日のために作成した物品などを売る販売コーナー、そしてタイルアートやコマ作り、巣箱・プランターの作成など、実際にものづくりを行える体験コーナーに取り組みました。

 展示コーナーには、萩原忠和さん(加須)作の水車やお宮、木村義勝さん(猿島)作のたん金作品をはじめ、耐震金物屋や家具転倒防止金物など展示コーナーにも多くの来場者が足を止めていました。
 1日だけの開催でしたが、体験コーナーは子供達で溢れかえり賑わいに満ちた技能まつりとなりました。

 体験コーナーでは、今年から新たに取り組んだ「ゴム鉄砲作り」は多くの親子連れが訪れ、熱心にベニヤ板につり下げられた的を狙ってゴムを飛ばし、コマ作りコーナーには比較的小さなお子さんが列を作り、手ほどきを受けながら自分の作品を完成させていきました。

 埼玉土建のテントには終了時間ぎりぎりまで、真剣な表情でものづくりに打ち込む子どもたちと、それを見守る親御さんの姿がありました。販売コーナーも例年になく盛り上がり、多くの来場者が手作りの品を買い求めていきました。

 
△ 展示・販売コーナーの様子
 拡大月間最終版での取り組みでしたが、参加した仲間は「ものを作り上げる楽しみを多くの県民へ伝えることができた」という充実感を胸に、会場を後にしました。
 
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