【その44】 関東地方整備局 一般土木「C」業者受注機会拡大
〜上限7.2億円まで緩和−国交省の発注標準見直しにらみ試行〜
関東地方整備局は、一般土木「C」ランク業者を対象にした受注機会の拡大策に乗り出す。従来、「C」ランク業者の発注区分の上限はおおむね4億5000万円までだった。拡大策は、技術的難易度を「U」以下に限った上で、7億2000万円まで引き上げる。国土交通省が進めている発注標準の見直し検討を先取りする形で試行する。
今回の拡大策は、国交省の「直轄事業の建設生産システムにおける発注者責任に関する懇談会」が発注標準の見直しを検討していることに起因する。
見直し検討は、工事規模と技術的難易度の2軸による区分を充実させ、企業の競争参加機会の拡大に向け、各等級の領域を拡大・重複する発注標準に改める考えで進めている。
関東整備局はこれまで、一般土木「C」の発注区分の上限をおおむね4億5000万円までとしてきた。拡大策は7億2000万円まで緩和を図る。ただ、技術的難易度が「U」以下(TまたはU)の工事を対象とし、「C」ランク業者は施工都県内に本店がなければならない。
これにより、制限付きではあるものの、「B」ランク工事に「C」ランク業者の入札参加が可能となる。新たな事業量の確保が見込めない中、経営の疲弊感が増大している地方業者にとっては一種の経済対策とも言える。 2008.10.02「日刊建設工業新聞」より |