【その39】 建設業の倒産 増勢の一途 〜8月も300件を超える〜
民間調査会社の帝国データーバンクがまとめた今年8月の倒産集計によると、建設業の倒産は307件(前年同月比12.9%増)で、今年2番目の高水準となった。不動産業の業況悪化と連動していて、2ヶ月連続の300件超えとなった。破たんした新興不動産会社に対する焦げ付きが引き金となって建設業で大型倒産が散発する状況が続いている。
8月は、りんかい日産建設(東京都)や志多組(宮崎県)などが倒産。不動産業では、アーバンコーポレーション(広島県)が今年最大の負債を抱えて倒産したほか、マンション分譲のセボン(東京都)も倒産。
全産業の倒産件数は、1018件(前年同月比3.4%増)で負債総額は8148億円(同2.4%減)と今年最大。負債総額の70%以上を建設・不動産業が占めた。金融機関による融資の選別が強まり、短期間で資金繰りが悪化して倒産に至るケースも多い。
一方、東京商工リサーチが8日発表した8月の建設業の倒産は403件(同13.8%増)で、8ヶ月連続で前年同月を上回り、8月としては6年ぶりの400件超えとなった。 2008.9.9「日刊建設工業新聞」より |