●全建総連第23回 全国青年技能競技大会〜in福井〜 代表選手大奮闘! 

  
代表3選手
 ”大健闘!” 

 

  10月2日(火)から4日(木)までの三日間、福井県産業会館で全建総連主催の「第23回全国青年技能競技大会」が開催されました。
 35歳以下の若い建築大工でたたかわれるこの大会に、大会史上2番目となる79人もの選手が全国各地から集いました。
  埼玉土建からは、予選会を勝ち抜いた、木村誠選手(宮代)、福島教仁選手 (深谷寄居)、多比良和矢選手(深谷寄居)の三選手が出場しました。
  大会の課題は「四方転び踏み台」で、この課題を図面作成から組立てまで、一日で仕上げます。
  開会式の後、全選手は大会会場へと場所を移し、競技用の材料の点検を行う表情は真剣そのもの。
  翌日、午前九時半より競技がスタート。まず、図面作成を各選手四十分ほどで終わらせ、材料削り、墨つけ、刻みへと進み、午前が終了。
昼食休憩中にもかかわらず、今野・猪股両講師から各選手の進行状況が確認され、的確なアドバイスが送られます。
  そして、競技が再開。細かく確認を重ねながら組立ての作業に入ります。
  競技時間もいよいよわずか。残り三十分を回るころにはぞくぞくと完成する選手が出始めます。しかし、埼玉土建代表の選手はぎりぎりまで作品の精度を確認。応援参加の金野技住対部長の握り拳にも力が。
  午後5時15分、笛の合図で競技終了。代表三選手は制限時間一杯で作品を完成させました。
  閉会式の結果発表では、木村選手は入賞、多比良選手、福島選手の二人は奨励賞を獲得。

入賞 : 木村 誠 選手(中央)
奨励賞 : 多比良和矢 選手(左)、福島 教仁 選手(右)
 予選会では惜しくも四位となり、来年を見据え同行した小島卓さん(朝志和)は「全国トップクラスの技を間近で見ることは、本当に勉強になった。今回の経験を生かして練習を積み、来年はあの舞台に立てるように努力を重ねたい」と、語りました。
  三選手はそれぞれ、次年度に更なる高みをめざす決意を固めあい、大会会場を後にしました。
 
◆過去の大会の様子はこちら◆
 ●第22回全国青年技能競技大会 〜in千葉〜
 ●第21回全国青年技能競技大会 〜in島根〜