●2021年度−全建総連青年技能競技大会予選 『第28回埼玉土建大会』 


全国に向けて埼玉土建代表決定!

             〜過去最多5人が全国大会へ挑戦〜


 7月25日(日)全建総連第37回全国青年技能競技大会の予選会となる、第28回埼玉土建大会を技術研修センターで開催しました。今大会は、5支部8人の青年大工が参加し、その内4人が競技大会初参加となっています。選手達は事前講習会や自主練習を経て、この予選会に挑み、本選出場への切符をかけて技を競い合いました。
青年技能競技大会は36歳以下の青年大工が「四方転び踏み台」を課題に、競技時間6時間で原寸図の作図から課題作品の組立、仕上げまでを行います。

 試合当日、競技開始の合図で、選手は一斉に原寸図の作図に取り掛かかりました。作業は原寸図の作図、材料の削り、墨付け、加工、組立と続き、どの選手も淀みなく作業を進める姿からは、これまでの努力をうかがい知ることができました。 午後4時の競技終了の合図とともに完成した作品が審査室へ持ち込まれ、厳正な審査が行われました。

 昨年度、全国青年技能競技大会が中止となったため、出場が決まっていた成川選手(熊谷)と吉田選手(深谷寄居)は今回の予選とは別枠で本選出場となり、今年本選に出場できるのは上位3人+別枠2人の計5人です。今予選会は、上位5人の作品は材料の加工や組み立ての精度が、昨年より数段によくなり、まさに誰が賞を取るのか解らないほど拮抗した勝負となりました。最終的には、仕上げの僅かな差が順位を決め、一位、橋豊喜選手(越谷)、二位、成川弘将選手(熊谷)、三位、吉田亘選手(深谷寄居)、四位、逆井渉選手(深谷寄居)、五位、吉田省吾選手(さいたま北)となり、成川・吉田選手は別枠での出場、橋・逆井・吉田(省)選手の3人が今年度枠での出場となり、あわせて5人が本選に出場します。

   代表選手たちは本選まで自主練習を重ねながら、4回の合同練習会を経て、9月18日島根県松江市にある「くにびきメッセ」で開催される全建総連第37回全国青年技能競技大会本選に挑みます。

『埼玉土建大会出場選手』
・ 越谷支部/橋豊喜さん、磯岡輝さん
・ 川口支部/飯田旭さん、岩間恭平さん
・ さいたま北支部/吉田省吾さん
・ 熊谷支部/成川弘将さん
・ 深谷寄居支部/逆井 渉さん、吉田 亘さん