第16回彩の国職業能力開発促進大会 


埼玉のものづくり支える技能者を表彰

埼玉土建の仲間4人が受賞!

 11月28日(金)、大宮ソニックシティ小ホールで「第16回彩の国職業能力開発促進大会」が開催されました。
 この大会は、技能の尊重と、技能者の社会的地位の向上、職業能力開発の促進に役立てようと毎年11月に開催されています。
 「埼玉の名工(彩の国優秀技能者)」として本間勤也さん(八潮)が、 技能検定表彰では、とび土工職種の「成績優秀者」として埼玉土建の仲間としては初となる、佐藤隆広さん(さいたま南)が知事表彰を受賞されました。
 また、「優秀技能士」として荒井弘さん(加須)に感謝状が贈られました。
 さらに、「技能振興関係優良事業所」として埼玉土建技能士会が知事表彰を受賞し、今野技能士会会長が代表で式典に参加しました。

◇ 受賞者の声 ◇
 
住宅メーカーが進出し、昔ながらの技能が軽視されつつある今日、町場の大工としての技能が評価され、さらに表彰までされたことは最高の栄誉だと思う。
これからも古来の技法を後世に残すために尽力したい。
 
技能検定は、会社に推薦されて受検を決意。試験中はまさか自分が選ばれるとは思ってもみなかったが、今日、ようやく実感がわいてきた。
この技術を、今後も仕事に活かしていきたい。
 △ 彩の国優秀技能者表彰
   本間 勤也さん(八潮 : 建築大工)
 △ 技能検定成績優秀者表彰
   佐藤 隆之さん(さいたま南 : 1級とび土工職種)
 
 若い頃、働きながら夜学で職訓校に通った。昔は職訓校が多くあったが、現在は減少の一途をたどっている。そのような中、技術・技能を学びたい若者にとって、技術研修センターのような施設が今後さらに必要となるはず。
 今回、感謝状をいただいたのを契機に、より一層、後進の指導に尽くしたい。
 
技能士会を結成してから十年、今回表彰されたのも、仲間がたゆまぬ努力を続けてきたから。
 これからも、様々な活動を通じて、技術・技能の大切さを広げていきたい。
 △ 優秀技能士感謝状
   荒井 弘さん(加須 : 建築板金)
 △ 技能振興関係優良事業所表彰
   埼玉土建技能士会 (今野 義視 会長)