うるし【漆】とは?

 日本では「ウルシノキ」から採取した樹液を、接着剤や塗料として使用してきました。
 その起源は古く、北海道の遺跡から約9000年前のものが発見されています。また、海外で「ジャパン」といえば、日本のことであるとともに、漆・漆器のことを指すほど、日本では伝統的に用いられてきた塗料です。
 蒔絵・螺鈿など、地域によって様々な技法が今なお伝えられていますが、かぶれやすい、乾燥が遅いなど扱いが難しいため、使うことのできる職人は年々減りつつあります。

講座要綱

 今講座では、箸を課題として卵殻模様、貝殻模様、起こし模様などで有名な漆塗装「若狭塗り」の技法を学ぶ2日間の講座です。
 初日の授業では、ウレタンを例に用いて実習を行い、二日目は希望を取って漆で講習を行います。
(※ なお、作業中に漆にかぶれることがあっても責任は負いかねますので、ご了承のうえ、お申し込み下さい)

 【受講資格】 組合に入っている仲間なら誰でもOK

 【受講内容・日程案内】
   ◆日曜2日間 : 午前9時30分〜午後5時00分

  開催日
1 日目
7月19日(
2 日目
8月 9日(

◇材料・テキスト代は受講料に含まれています◇

 【会  場】 埼玉土建技術研修センター
                   さいたま市北区吉野町2-220-3
 【申込み】 顔写真1枚(2.4cm×3.0cm)
 【受講料】 13,000円
 【定  員】 30名 (先着順)

 【講師陣】 埼玉土建技能士会の仲間


 ※ 講座の受付を開始しました。



 ●「漆塗習得講座」の申請等はお近くの埼玉土建各支部にて受付中。